病気になる前に生活習慣を見直す

幸いなことに未病を防ぐための情報は非常に沢山あります。しかし、不幸なことに逆に多過ぎて、しばしば、混乱させられたり、或いは全く自分には逆効果だったりするような事もあります。

要するに最後は自己責任でその情報を見極めなくてはならないのです。そのためには、ある程度の正しい知識というか自分自身にあった情報が必要だと言えそうです。

連日のようにスピーカーから市の放送が流れてきます。振り込め詐欺に対する注意と同じくらいの頻度で流れてくるのが、認知症による徘徊者のお知らせです。

もし私がそうなったら、どうしよう！と言う問題は他人事ではありません。誰もが一度は考える問題では無いでしょうか。自分だけは大丈夫とは、中々、言い切れないのが現実です。

認知症だけは罹りたくない。多くの人の偽らざる本音ではないでしょうか。

『防ぐ為には沢山の、もしくは何種類ものサプリを飲まなければ、栄養成分が摂れない』　とは良く聞きます。

色々なことを言っても実際に罹ってみたい病気なんて誰にもありませんね。実際、私が子供の頃には、聞いたことの無いような病名も実に多いからです。

しかもその殆んどは、絶対に再び罹りたくないと言えるほどの大変な病気です。何か知らないうちに難病と言われているものも増えているような気さえします。

生活習慣病も同様に増えているように思います。生活様式は間違いなく良くなったと思います。しかし、精神的には、どうでしょうか。

最近良く聞かれる勝ち組と負け組みという言葉が象徴するように、色々なところで、その言葉が想い出される様になりました。

勿論、それは金銭的だけではなくて、精神的なことも含められてのことなんです。当然ですが両方兼ね備えていれば、一番です。

最近は健康診断を受ける人が多くなったので、より多くのデータが集まり、その成果として多くの対策法が確立して来た様に感じます。

その殆んどが血液検査で分かるように成ったので、ある意味、簡単に成ったような気がします。しかし、対処法が、多くの場合、点滴療法しかないことが気掛かりです。

時代が変わって、これまでは不治の病とされていた病気が、ワクチン接種で治せるようになったものもあります。しかし反面、戦後７０年も経過しているのに未だに原因不明の難病もあります。

何処まで行っても勝ち組と負け組みの問題は至る所に在りそうです。未病に対する知識を深めて自分自身の為だけでは無く、自身の家族や周りの人の為にも未病対策の勝ち組に成りたいものです。