お腹まわりの脂肪対策

薄着になる季節になると気になるのがお腹のまわりの脂肪ですね。プヨプヨしたお腹やぽっこりと出た下腹など、お腹に脂肪がつきやすい女性にとって、それは本当に大きな問題ですよね。

でもこのお腹の脂肪の正体って、一体なんなのでしょう。

女性のお腹の部分にはちょうど子宮があるために、命に関わる大事な部分は、守られるために、もともと脂肪がつきやすいので、脂肪がついてしまうというのです。

そして女性ホルモンの働きがこの脂肪に関係しているといいます。

反対に男性ホルモンは皮下脂肪の代わりに内臓脂肪をつきやすくする働きがあるといいます。

ですから皮下脂肪がつく量は男性に比べて女性のほうが1.5倍も多いといわれているのですね。

そして女性は閉経後になると、女性ホルモンが減少して男性と同じように内臓脂肪もつきやすくなるために、食生活などには特に注意が必要だというのです。

またもう一つ重要なことは肋骨から下のお腹の部分には骨組みがないという点で、これは勿論、男女共通していえることなんです。

そのために内臓を守ったり空洞のお腹を保護するためにも筋肉や脂肪がつきやすくなっているのだといいます。

このようにお腹につく脂肪は人間が元々もっている体を守る機能によるものだといいます。

それがブヨブヨしたお腹になってしまうのは、新陳代謝が鈍くなったり、食べ過ぎたりすることによって必要以上に、その脂肪がついてしまうからだというのです。

本来は、自分自身を守るために備えられた機能だったと思うと少し複雑な気持ちになりますね。